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spw八木由美子のブログ
約束

 

 

夜な夜な唄を聴く。

 

一月に旧友に教えてもらった清志郎の名曲。

 

染み入ります。

 

 

 

自分のうつわ仕事は正直いって

 

あまり捗っていないのですが

 

その代わりといっては何ですが

 

沖縄の家の雑事をこなしていました。

 

確定申告の準備を済ませたのち

 

年中行事の庭の草刈りを皮切りに

 

隣家にはみ出しているのが気になっていた桑の木を伐採

 

いつも後回しになっている家の裏側の草木の伐採と片付け

 

隣の空き家を覆いつくしている蔦の根元も切って

 

大量の草木ゴミと格闘する日々。

 

 

その後は物置になっていた小部屋の

 

雑多な品々の仕分けと片付けと処分

 

そしてカビが気になっていた壁や天井の掃除

 

勢いづいて、高いところの窓やエアコンや天井までも

 

脚立を上り下りしながら

 

無心になって身体を動かして

 

きれいになって、すっきりして、少々くたびれて。

 

 

 

そして明後日からしばらく沖縄を離れます。

 

あちらでやることも多々ありますが

 

ひとつずつ、少しずつ。

 

 

 

 

 

 

 

| - | 21:40 | comments(0) | - | - | - |
あしながおじさん

 

 

40年来の旧友から、送られてきた本。

 

遠い昔に読んだことあったなーと

 

パラパラとページを捲り始めてみたら

 

瑞々しい文章(と主人公)に

 

ギュっと心を掴まれてしまい

 

あっという間にそのまま完読してしまいました。

 

そして、心地よいカタルシス。

 

あー、こういう感覚ってすっかり忘れてた・・・

 

 

主人公のジュディが

 

孤児院の外の新しい世界に出て

 

初めてのものに触れるたびに

 

その嬉しさや驚きを誰かに伝えたくて

 

そのキラキラした想いや

 

時には落ち込んだ気持ちまでも

 

あしながおじさんへの手紙として

 

綴られていくお話なんですが。

 

 

 

自分も、ここ数年の間

 

毎晩の母への長電話というのを日課にしていたので

 

1日を過ごす中で、何かあるごとに

 

夜にはこれを話そう、あれを伝えようと

 

話すことを溜めておく習慣が

 

ついてしまったようで。

 

一人暮らしの母を気遣って

 

離れて暮らしている自分ができることと

 

親孝行のつもりで続けていたのですが。

 

 

ふいにその時間が失われてしまった

 

今になって思うと

 

あの時間は、私にとっても

 

一日の出来事やたわいもないことを

 

気兼ねなく聴いてもらえることができる

 

かけがえのない時間だったんだな、と。

 

伝える人がいるということ

 

受け止めてくれる人があるということが

 

どんなに貴重な存在かということが

 

この本を読みながら

 

重なって感じられたのでした。

 

 

 

 

ーーーーとても大きなよろこびが、一番重要なのではありません。大切なのは小さなよろこびを大いに重んじることです。おじさま、わたしはしあわせの真の秘密を発見しました。それは今を生きることです。いつまでも過去を後悔しつづけたり、未来に期待しつづけるのではなく、今のまさにこの瞬間を可能なかぎり活かすのです。ーーーーーーーー

 

 

 

| - | 16:52 | comments(0) | - | - | - |
星影の小径

 

 

車に乗っていたときに

 

ラジオから流れてきた曲に

 

心の耳(?)が反応する。

 

かすかに聞き覚えのあるような

 

心地よいメロディと

 

物憂げな歌声。

 

これは曲名を聞き逃さしてはならぬ、と

 

咄嗟にラジオのボリューム大。

 

 

脳内リフレインが続いたまま

 

家に戻ってから

 

じっくりと何度も聴き直し

 

しびれるような

 

何とも言えない歌声に

 

思わず涙が出そうになります。

 

 

音楽というのは、たぶん

 

日常の動きの中で

 

油断しているような一瞬を

 

まるで狙い打つかのように

 

ガツンって心の奥に響いてくるものなんですね

 

 

 

1日の終わりに

 

この曲の波の中にどっぷりと浸ってから

 

眠りにつきます。

 

 

 

 

| - | 21:12 | comments(0) | - | - | - |
イメージ

 

 

帰省していたときの 実家での一コマ。

 

亡き母のイメージで

 

友人が持ってきてくれたお花と共に朝ご飯。

 

(この花のように美しく華やかな人でした)

 

 

個人的なブログなので

 

個人的なことを吐露しますが

 

 

一人暮らしだった母が

 

私が帰省した夜に急に倒れ

 

そのまま帰らぬ人となりました。

 

 

現実感のないままに

 

現実的すぎる葬儀屋さんと

 

頭の一部分で打ち合わせをしながら

 

なんとか身内だけで葬儀まで終えて

 

お骨と共に家に帰りつき

 

静かな夜を過ごしたのち。

 

 

 

その翌日から

 

退院したばかりの旧友が

 

突然に現れたかと思ったら

 

自身の療養もかねつつ、

 

そのまま三日間も泊まり込みで

 

滞在してくれまして。

 

 

 

おかげで静けさに押しつぶされることもなく

 

一人だったら作る気力もなかったはずの

 

まともな食事を3食作って

 

友と、そして母とも一緒に食べることができました。

 

後になって思うと

 

母の計らいだったのかもしれません。

 

 

お知り合いの方には

 

色々心配をおかけしておりますが

 

一度沖縄に戻りまして

 

今日からうつわの仕事も始めています。

 

多謝。

 

 

| - | 21:20 | comments(0) | - | - | - |
如月

 

 

久々に沖縄に戻りました。

 

 

 

 

実は

 

先月の帰省中に

 

突然に身内に不幸がありまして

 

思考が止まったままに

 

日々が過ぎていき

 

気が付けば、もう二月も半ば。。。

 

 

 

思いもよらぬことというのは

 

本当に唐突にやってくるもので。

 

 

 

 

 

思うこと、思い出されること

 

悔やまれること、考えること

 

考えたくないこと

 

一日一日が過ぎるごとに

 

いろんな感情と

 

思考の断片が頭をよぎり続けています。

 

 

 

 

 

 

それでも

 

朝には太陽が昇り、夜は更ける。

 

 

 

作業部屋を横目で見ながら

 

もう少しだけ

 

頭と身体が動き始めるのを

 

待ちたいと思います。

 

 

 

 

 

 

| - | 19:46 | comments(0) | - | - | - |